源氏物語を現代に置き換えると果たしてそれが小説になりうるのか。
はなはだ疑問は残ってしまいますが
橋本治はそれが可能であると言っています。
実は三島もそれをやろうとしていたのだと。
自分自身もそのつもりで新しい解釈を試みたのであると。
ただ
男性を主人公にしてしまうとただの現代風色好みの話になってしまうし
女性を主人公に置き換えてもそれはうらぶれた悲しい女の話になってしまう。
光源氏は今の範疇では犯罪者にしか属せない。
では
ストーリーを大幅に変えてみると
それはもはや新しい別の小説でしかない。
試みは難しい。
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