2006-05-26

本当にごめんなさい

御訪問いただいて申しわけありません。
本当にごめんなさい。
この部屋は秘密に作った私の基地です。秘密基地でした。ですからどこにもHRを載せてはいないつもりだったのです。けれどもあまりに人が訪れてくれないものですから。・・それを少し悩んだ時期があったものですからどこか他の自分のブログにココのページも載せました。ココのページのHRも書き込んだのです。
そのあとに気が変わって全ての情報を消したつもりでいたのです。
役割も変えてしまいました。

ココは私の倉庫です。全てはただの落書きなのです。
書いて整理もせず。訂正もせず。更新も手を抜いているただの倉庫です。
全てが妄想の生み出した作りものです。

そしてそのまま忘れていました。
やさしい友人がココを訪ねてくれました。
本当にやさしい人です。

ですから
本当にごめんなさい。
覗いてくださるのはご自由にどうぞ。
責任は持てませんが。
だってただの落書きです。

2006-05-21

西郷が見上げた空は

最後の最後に西郷隆盛が見上げた空は曇り空でした。
その空には青い隙間も見えてはいましたが。
けれども太陽は顔を見せてはくれませんでした。
最後の最後に彼が何を想ったのかは想像することができません。
彼は生まれ育った土地でなくなりました。
決して桜島の見える位置ではありません。

きっとあの日曇っていたために
桜島だって見えなかったに違いはありませんけれども。

西郷最後の日の天気を決定しました。
その日は曇り空でした。

2006-05-19

源氏物語を

源氏物語を現代に置き換えると果たしてそれが小説になりうるのか。
はなはだ疑問は残ってしまいますが
橋本治はそれが可能であると言っています。

実は三島もそれをやろうとしていたのだと。

自分自身もそのつもりで新しい解釈を試みたのであると。

ただ
男性を主人公にしてしまうとただの現代風色好みの話になってしまうし
女性を主人公に置き換えてもそれはうらぶれた悲しい女の話になってしまう。

光源氏は今の範疇では犯罪者にしか属せない。

では
ストーリーを大幅に変えてみると
それはもはや新しい別の小説でしかない。

試みは難しい。

2006-05-07

雨が降っています

拝啓 なかさん 

どのような言葉でこのお手紙を始めたらよいのか
私には解りません。

ですから
思いついたまま書き付けてみます。

本当は少し気付いていたと思います。
貴方の想いにです。

けれどもどのように考えてみても
私にはそれをそのまま受け取ることはできません。

まず
認めることができないのです。
このままそれを受け止めることはできません。

貴方の想いはインターネットの海の上に浮かんでいる
ただの幻影幻に過ぎません。
第一貴方が本気でそれを書き留めているとは思えないのです。

あなたも私も
そして
すべてのみなさんが
いったい正直に何を書き留めているというのでしょう。

有り得ないことです。
少なくとも私には考えもおよびません。
私は正直者ではありません。

そうです
正直モノ・・・私とは正反対の概念です。
私はウソツキな作家ですよ。

そうです
私は作家なのです。