2019-10-24

病院嫌いのはずが,病院と親しくなってしまっている。


検診はやっぱり恐い。小学生でもあるまいに注射がこわいのだ。検査待ちの時間が,期間が恐いのだ。検査から検査へつながって行くのが恐いのだ。
自分は自分のことしか考えていない。
季節も音楽もドラマも小説も・・・大して興味ないのだ。きっと。

2019-09-12

敏感に季節を感じているからではなく




季節の変化に気付かぬほどに鈍感だから,そんな感性を持っていたいから,年中行事にはこだわりをもっていたのだ。
ただ,それを喜ぶ,あるいは喜ぶそぶりを見せてくれるヒトがあるからなのだ。あったからだ。
鈍感な僕は七夕を忘れ,十五夜を忘れた。
手紙を読んでくれるヒトがいなくなってしまったときに,手紙の書き方すらも忘れてしまったように・・だ。
梅雨が過ぎ,夏が去ろうとしていることすら,わかっていない人間がいるのだ。

2019-06-17

モンシロチョウがゆらゆらと通り過ぎた

あれから何度目だろう。きっとうちの庭にも蝶道の一筋が走っているのだ。あまり元気のいい羽ばたきではなかったけれども,「向こうとこちらを繋いでくれているのだよ」と遠い昔に話してくれた人のことを,その不確かな物語を思い出した。あの世とか,天国とか,私にはまったくわからない。パッションフルーツをたくさんたくさん食べた。今日一日の食事だ。パッションフルーツは懐かしい潮風の味がした。南の島の海岸の,暑くて,太陽がまぶしくて,私の少し苦手な風景の味がした。現実からほんの少しはみ出した,小さな小さな灰色のカケラの味がした。

2019-05-12

数年前から5月は・・

愚痴を書くことをやめよう。
ふかく物事を考えることをしないくせに,マイナスには考えないのに。ときどき・・ときどき感情の袋がカラカラになっていることに気付く。思いあたる。今年は5月1日にはもうメモリは0になっていたように思う。測定しなかっただけだ。
これだって虚構だ。