2013-10-11
ノーベル賞をとる作家ではなくなったのかも知れない。
売れたかも知れない。売れたのだと思う。でもどんなに売れても問題は、中身だ。かれは昔書いた。夜明けに台所で・・・と。高級ホテルに泊まるなとは言うまい。おいしいワインを準備するなとは言うまい。そんなことじゃない。おもしろい作品が読みたい。私は彼のファンなのだ。
2013-08-29
そこに毒はないかも知れない
けれど悪意だけはある。自分で言うのだから間違いない。間違いはないけれど、小さな人間だ。私がだ。私には計画性も夢もなく。ただ、現実があるだけだ。現実をどうにかねじ曲げて、自分の思うように書き換えてしまっている。だから、夢をみない。正確には夢を見なくなった。ここ10年、いや20年夢をみていない。最後に見た夢は、その内容も覚えているから。夜眠って見る夢まで、見なくなって久しい。
私は夢をみたことがない。この10年くらいのできごとだ。
私は夢をみたことがない。この10年くらいのできごとだ。
2013-08-22
2013-08-10
本当に頭の悪そうなお子さんですね。
なんて口にしたら腹を立てるに違いない。そんなカップルをよく見かける。今日も見かけた。けれど誰もそんなことは口にしない。口にしないから、許されているわけではないけれど。迷惑を受けたお年寄りや店の人たちは黙ってはいても許したわけではないのだ。昔よく使われていた「バカップル」ということば。町内会や狭いスーパー圏内の社会が彼らを許すから。犯罪や悲しい事件がなくならないのだ。彼らの将来は見えている。いいところで犯罪者だ。加害者だ。ゆるされたことで許されない人間へと上昇していくのだ。だけれど。だけど。僕らは決して口を開かない。ただ、黙っているのだ。全く関係ないけれど、菅谷規矩雄はすでになくなってしまった。彼とは一度だけお酒を飲んだ。彼もまた伏し目がちの強者だった。もの言わぬ強者だった。このことと全く関係ないけれど。
2013-08-02
クーラーのきいた部屋の中にいると
クーラーの風を気持ち悪く感じる。季節感を見失う。外は暑くて息苦しいけれど。夜はとても寝苦しいけれど。これが夏だ。昔からこんなに暑かったのだろうか。昔からこんなにつらかっただろうか。高校生の頃、クーラーなんてどこにもなかったし。長い学生時代の下宿には扇風機すらなかった。風呂もないのにクーラーなんて考えてもいなかった。
2013-06-03
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