2012-10-16

だからさ

僕は、今ならいつでもあの道に行けるんだよ。いつでも。けど、君のいないこの街で、あの道を何度往復したって。君を待ち伏せしたって。君とは会えないわけだから。
なんとなく君の顔も姿もぼやけてしまって、思い出そうとしないとどこかへ消えてしまいそうになるんだ。ホント、思い出さない日だってあるくらいなんだ。

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