とりわけココに羅列されるものたちは,虚偽・妄想・ことばあそびに過ぎない。しかし、だからこそ私にとっては貴重な陣地・道具なのだ。
それは一昨日の夜に始まった。文庫本が一冊みつからない。中巻、下巻はちゃんとあるのにだ。「読もうかな」は「読みたい」に、そして「読まねばならぬ」に収束する。ココだ、ソコだとたくさんの場所をひっくり返す。昨日は朝から、ひとくぎりのたびに何度も何度も、同じ作業をする。しつこいのだ。ほかにも本はたくさんある。文庫本も単行本も、読むべき本はたくさんあるのに。何度も読み返した本なのに。しつこいのだ。
オチはない。今日もこの時点で、まだ発見できないのだ。
せめて予報通り雪でもちらつけばよいのに。