2016-09-21

突然彼女が電話をくれた。

01 娘が年明けに結婚するということ。
02 その結婚式に出席してくれるか、意思確認。考えさせてくれ。(意味わからん)
03 彼女は結婚してすでに30年になる。僕は旦那の顔も知らない。もちろん娘の顔も年齢も知らない。
04 本当に知らないのか。心当たりはないのか。
05 意味わからん。何の心当たりだよ。
06 可能性を考えたこともないのか。娘の年齢は26歳なのだけれど。
07 何言ってるのだ。意味わからないよ。
08 娘の顔を見たいだろうと思って。
09 どうして僕が、
10 貴方の娘なのよ。嫁に行く姿くらい見てあげてくださいよ。誰も知らない。もちろん娘も。主人も。誰も知りません。私だけしか。アキコは知っています。
11 それは事実なの?憶測じゃないの?
12 残念ながら事実です。うれしいことに事実です。絶対の真実なのです。貴方と私の娘なのです。

このはなし。ちゃんと整理しなければならない。



 

2016-08-14

彼女の写真を彼のPCへ送った。

彼の奥さんは、その写真を僕の現在の姿だと思った。本当にそう思っているのかはわからないけれど。「・・さんは変わりないですね。すぐにわかりましたよ。うちの旦那は会社を変わってからやせてしまって・・」とメールをくれていた。すべてのメールにチャックが入っているのだ。
写真は僕じゃない。彼女なのだ。

2016-05-23

黄色で車を止めた

交差点の一番前だ。彼女は左前に立っていた。素敵な立ち姿だ。横断歩道の信号が青に変わった。彼女は右手をあげて歩き始めた。素敵な歩きかただ。渡り終えると彼女は振り返って車道に頭をさげた。少しの嫌味もなくだ。そして、駆け足でバックミラーの奥へ消えた。小学生以上高校3年生未満の彼女は、とにかく気持ちよかった。意味はない。教訓もない。ただそれだけの話だ。2016年5月23日。どこの交差点かまで明記することもできるけれど。

2016-01-28

けれど君はまだ書こうとしない

どうして。どうして書かないのか。ゆるせないことだ。もう書き始めてもいいはずなのだ・

2015-09-25

僕に立てという声がする。

僕は寝ていたつもりはないのに。僕は横になっていたつもりではないのに。僕は座っていたつもりではないのに。
僕には何もないのかも知れないのに。どうしてそんなに期待するのか。僕にチカラがなかったら。チカラがないことが分かったら君たちはどうするのか。

2015-09-08

ポニーテールは彼女のものなのだ。

現実の世界でポニーテールが似合う少女は彼女だ。・・僕が知っている、僕の周囲の僕と親しい女の子たちの中に限定して・・ということだけれど。

地下鉄の風景・・虎ノ門あたり

虎ノ門あたりだった。杉本は疲れた顔をしていた。半分眠っていた。僕は声もかけられなかった。普通なら必ず声をかけたはずなのに、だ。そしてそれが僕が東京で杉本を見た最後になった。まもなく彼女は東京を離れることになったからだ。彼女がおそらく一番美しかった。僕の知っている少女達の中で一番美しかった。いいかげんな僕に一番は何人もいるけれど、あの時は、少なくとも数年間はそう思っていた。つまり北野さんのことをしばらく忘れていた時期だったからだ。杉本は「杉本」であり杉本さんでも裕紀でもない。杉本・・なのだった。今でも・・だ。